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睡眠時無呼吸症外来(SAS)

睡眠時無呼吸症外来(SAS)からのお知らせ

・村田 桃代 4月13日(土)  6月8日(土) 休診となります

田中 秀隆

ご挨拶

あなたの身近に大きないびきをかく人はいますか?
そのいびきが突然静かになり、よく見ると呼吸が止まっていることはありませんか?
もしそのような状況を何度も見かけるようでしたら、睡眠時無呼吸症(SAS)の疑いがあります。
睡眠時間をしっかり取っているにも関わらず昼間の眠気が強い、朝すっきり起きられない等の症状が有り、日頃から大きないびきをかく(呼吸が止まる)と言われている方も是非検査をおすすめいたします。
まずはご自宅で出来る簡単な検査からその可能性を確認できますので、お気軽にご相談下さい。

SASが疑われる場合は1泊の精密検査(終夜睡眠ポリグラフィー)を行います。
当院では担当技師が一晩中、適正な形で検査が出来ているかどうかを別室で監視しながら(フルアテンド方式)検査を行うことで検査の精度を可能な限り高めるよう努めております。

診断が付いた後もSAS外来の専属医、耳鼻咽喉科専門医、さらには高血圧や不整脈を含め何らかの心疾患の問題を抱えた方には循環器内科専門医が併診することでトータルに治療を行っていきます。SASは決して珍しい病気(病態)ではありません。当の本人が眠っていて気づかない間に、毎晩、身体に大きなダメージを与えていくSASをできるだけ早く見つけて、対処していくことが必要です。

県内では数少ないフルアテンド(終夜監視下)で睡眠ポリグラフ(PSG)検査を行う施設としてスタッフ一同、可能な限り質のよい検査を心がけてきました。監視がなくてもPSG検査は可能ですが、監視下で行うことで、その検査の情報量や精度は格段に上がります。今後も引き続き検査、診断に力を入れてまいります。

そして睡眠時無呼吸症は診断しただけでは意味がありません。無呼吸症の診断がつけば、少しでも無呼吸状態を減らすような努力を、その重症度に応じて行うべきです。

  1. 治療の目的は大きく3つあり、自覚症状(たとえば眠気、不眠など)がある方はその改善、
  2. 毎晩知らず知らずに進行する動脈硬化や臓器障害を食い止めるため(高血圧症を治療するのと同じ意味合い)、
  3. ご家族を安心(安眠)させるためです。

当院ではより適切な治療を選択し、目的を達成できるようにお手伝いをさせていただき
ます。睡眠時無呼吸症以外にもナルコレプシー、レストレスレッグス症候群、その他の睡眠障害の診療も行っております。よく眠れずに困っている方、日頃眠くて仕方ない方など睡眠に問題を感じている方は是非ご相談下さい。

睡眠時無呼吸症とは?

睡眠時無呼吸症外来担当医

田中  秀隆  村田  光延  村田  桃代  
高橋  真美  去川  睦子  明畠  良太

村田 桃代

略歴

1992年 獨協医科大学卒業
自治医科大学附属病院にて内科初期研修
1994年 自治医科大学附属病院集中治療部シニアレジデント
1995年 虎の門病院麻酔科レジデント
1996年 自治医科大学附属病院集中治療部シニアレジデント
1997年 米国留学
1999年 ブリガム&ウィーメンズ病院
ハーバード大学リサーチフェロー

所属学会・資格

  • 認定内科医
  • 日本睡眠学会睡眠認定医
  • 日本内科学会
  • 日本睡眠学会
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